そっちゃそのたわごと

ミニマリズムと断捨離が好きな20代。

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ゆとり世代がゆとり世代について真剣に考えてみた

よくネット界隈で見かけるが、「これだからゆとりは」とか「ゆとりだから~」などの、ゆとりと称して差別的発言をする人がいるらしい(本当にそういう人がいるかは、見たことがないのでわかりませんが)。

しかしながら、そもそもこの言葉を使っている人はゆとり(ゆとり教育)を正しく理解した上で使っているのだろうか?少し考えてみました。

ゆとり(ゆとり教育)とは

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ます、ゆとり教育の定義を確認しましょう。

ゆとり教育=知識量偏重型の教育方針を是正し、思考力を鍛える学習に重きを置いた経験重視型の教育方針をもって、学習時間と内容を減らしてゆとりある学校を目指し、1980年度、1992年度、2002年度から施行された学習指導要領に沿った教育のこと

※Wikipedia 日本語版より

端的に言えば、 知識偏重(つめこみ)から、知恵、思考力の育成をより重要視した教育にシフトするために行われたとりくみが、ゆとり教育です。

具体的には、以下のようなことが行われました。

  • 筆記体を習わなくてもよくなった。
  • 場合により、円周率を3として計算してもよくなった。
  • 台形の面積の公式((上底+下底)/2)をならわなくてもよくなった。
  • 土曜日に学校に行かなくてもよくなった(それまでは、土曜日の午前に通学する必要があった)

ゆとり教育と批判の中身はほとんど関係ない

上記の定義を踏まえた場合、ゆとり世代に対する印象批判は、ほとんど妄想に近いんじゃないかと思います。すなわち、

  • 若い世代が仕事で責任感を持てないのは、台形の面積の公式を知らないから。
  • 若い世代が上司のいうことに忠実ではないのは、筆記体を習ってないから。

こんな論理、通るわけないですよね。上記のような直接的な因果関係がないことは明らかです。

ゆとり世代=スケールダウン世代ではない

また、ゆとり世代がこれまでの世代と比較して能力的、人間的に劣化した世代であるように言われているようですが、それはありえないと思います。なぜなら、学習の環境はむしろ劇的に進化しているためです。

たとえば、ゆとり世代はインターネット黎明期と時を等しくしており、インターネットによる学習環境はそれ以前と比べて劇的に向上しています。ネットを介して知識を得たり学習したりすることはもちろんですが、僕の好きなYoutubeで英語を学ぶといった学習法は、それまで全くできなかった新たな学習方法です。事実として、新しい世代になるにつれて学力は向上する、という統計データもあります。

結局上が下を批判したいだけ

結局、上の世代が、「ゆとり」という便利な常套句を使い、下の世代の不手際や気に食わないところを批判したいだけのように思えます。もし本当にそういうマインドで批判しているとすれば、その人かなりやばいですね。

まとめ

以上より、以下のようにまとめることができます。

  • ゆとり教育とゆとり批判はほぼ無関係
  • ゆとり世代は劣化した世代ではない
  • ゆとりは批判しやすくするための常套句で、中身を伴わない。